【飲食店の年賀状】飲食店が印刷業者を使って賢く年賀状を製作するには

パソコンと年賀状 コラム

飲食店が年末に行わなければならない大切な業務の1つに、年賀状の発送作業があります。

しかし、忘年会やクリスマスなど1年の中でもっとも稼ぎ時の12月に、年賀状の作成&発送作業を行うというのは、飲食店経営者にとって大きな負担になるものです。

そのため、印刷業者を使って年賀状を作成するのは、タイムマネジメントの観点から言っても大事な経営戦略です。

この記事では、飲食店が年賀状作成を印刷業者に発注する時のメリット・デメリットや、注意点について詳しく解説していきます。

飲食店が年賀状を印刷業者に頼むメリット

パソコンやソフト操作の技術がいらない

最近はパソコン用の無料ソフトや、無料で使用できる画像を利用して、誰でも年賀状などのデザインを自由に作成することができるようになってきました。

しかし、それらの「簡単」を謳った無料ソフトを使っても、イメージ通りのデザインを作るのは意外に難しいもので、慣れが必要であったりします。

多少なりともパソコンやデザインの知識がある人であれば、それほどの手間ではないかもしれませんが、飲食店営業のかたわらそれらを行うのは明らかに面倒なものですし、知識のない人ならなおさら、業者に任せてしまった方がいいでしょう。

飲食店の一番の稼ぎ時に年賀状製作に時間を取られない

パソコンのソフト操作に慣れることに時間を使うぐらいなら、イメージに合ったデザインを選んで、必要なデータを入力するだけの年賀状印刷サービスを使う方が遥かに有益です。

家庭用のプリンターで年賀状のような枚数の多いものを印刷する場合には、用紙の補充やインクカートリッジの交換などを頻繁に行わなければならず、思いの外手間はかかります

そんな時には宛名印刷から投函まで、作業のすべてを丸投げして時間を節約することができるのも、外注を利用する大きなメリットです。

デザインクオリティの高い年賀状が作成できる

いくらパソコン用のソフトが便利で高性能になっても、デザインの細かな部分のバランスなどでクオリティの高い年賀状を作るのは、素人には難しいものです。

できあがった年賀状を見た時に、しっくりとくるバランスの取れたデザインなど、やはりプロが作った作品はクオリティが違います

さらに印刷自体も家庭用のプリンタとは比べ物になりませんので、見た目の美しい年賀状が作りたかったら、プロに外注するという選択しかありません

費用対効果に優れている

家庭用プリンタのインクカートリッジで印刷できる枚数は思っているより少ないため、フルカラーの年賀状を印刷する場合のインク代は意外とコストがかかります

また、自分で印刷する場合はプリントに失敗すると、インク代だけでなく年賀状自体を無駄にしてしまうことにもなりかねません。

そういったことをすべて加味して考えると、家庭用プリンタで印刷する場合と、外注でクオリティの高い年賀状を作る場合とでも、大して費用が変わらないということも少なくないでしょう。

飲食店が年賀状を印刷業者に頼むデメリット

簡単印刷ではデザインの自由度が少ない

既成の年賀状に印刷するのは、多くの場合印刷会社が用意したデザインの中から好きなデザインを選択して、それに賀詞や挨拶の言葉を乗せて作ることになります。

そのためデザインの自由度は少なく、自店のブランドイメージを伝えるための工夫の余地はあまりありません

官製はがきには「ふちなし印刷」ができない

家庭用のインクジェットプリンタでは、はがきの紙面をいっぱいに使う「ふちなし印刷」ができる機種も少なくありません。

しかし印刷会社が用いる印刷機では、印刷後に紙を裁断する形を取るため、既成のはがきを利用する場合には、ふちいっぱいまでインクを乗せるということが基本的にできなくなっています

完全オリジナル年賀状はコストがかかる

デザインにこだわった完全オリジナルの年賀状を作ろうと思ったら、プロのデザイナーに頼むというやり方もあります。

しかしこの場合では、印刷料金以外にデザイン料が別途かかってきますので、当然のことながら通常よりは多くのコストがかかることとなります。

安価なネットプリントは手間と技術が必要

そういったコストをかけたくない場合は、デザインは自分で行って、印刷は低価格が売りのインターネットの年賀状印刷サービスに発注するという方法があります。

しかしその場合は完全原稿での入稿をしなければならず、それなりの技術が必要ですし、手間も余計にかかります

飲食店の年賀状外注方法

印刷会社に頼む

街中の印刷所やハンコ屋など、年賀状印刷を請け負っている店舗に頼むというのは、従来からよく使われてきた外注方法です。

直接店舗まで足を運ぶ必要はありますが、細かい相談ができるのは利点です。

スーパーやコンビニのサービスを利用する

店頭に置いてある年賀状のカタログを入手し、その中の申込用紙に必要事項を記入してレジで申し込みます。

もっとも手軽に申し込めますが、デザインの選択肢はあまりありません

インターネットを利用する

郵便局の公式サイトを始めとする、既成のデザインから選択して注文する方法と、オリジナルデザインで作成する方法があります。

既成のデザインを選ぶ方法でも、印刷会社を選ぶことにより無限のデザイン案がありますので、自店のイメージに合ったデザインを探すことができます。

オリジナルデザインを作成する場合は、完全原稿を用意して注文しなければなりませんので、自分で全てを準備するか、ココナラなどのクラウドソーシングなどを利用して、プロに原稿作成を外注することもできます。

飲食店がインターネットで年賀状を外注する場合の注意点

官製はがきと私製はがきどちらにするか決める

郵便局発行のお年玉付き年賀はがきを利用するか、私製はがきを作るかの選択をします。

年賀はがきを利用する場合はデザインの自由度は限られますが、手軽に注文することができます。

また、私製はがきを作る場合は完全オリジナルの年賀状をデザインできますが、多少の手間とコストがかかることは否めません。

宛名印刷の有無

年賀はがきを選んだ場合は、宛名印刷まで頼んで完全に手間を減らすか、丁寧に手書きするかを決めます。

業者によっては宛名印刷を無料で請け負ってくれるところもあるので、そういったところを賢く利用するのもいいでしょう。

投函代行の有無

宛名印刷まで印刷会社に頼んだ場合、そのまま投函まで行ってくれるサービスを請け負う印刷会社もあります。

完全丸投げで年賀状発送ができるため、1番手間はかからない方法で、忙しい年末の飲食店にはありがたいサービスですが、添え書きなどを手書きで添えることは一切できません。

送料の確認

投函サービスを利用しない場合は、完成した年賀状を自店へ送ってもらう必要があります。

この時、送料が無料なのか別途なのかも、見積もりの際には確認しておくことが重要です。

まとめ

いかがでしょう。

飲食店がお客様に新しい年のはじめに送る年賀状は、飲食店とお客様を繋げる大切な営業ツールですが、年末の忙しい飲食店にとっては相当な作業負担になるのは事実です。

そんな時は便利な外注サービスを上手く利用して、効率よく作業負担を減らすのがおすすめです。

各社が用意した様々なサービスにもそれぞれ一長一短がありますので、それらをよく見極めて上手く自店の年末年始の営業戦略に取り入れてください

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